SKE48「ごめんね、SUMMER」(通常盤)全国握手会福岡会場@福岡タワー〜握手会〜

第1部Bブロック(松井珠理奈)×1
第2部Bブロック(松井珠理奈)×4
第3部Bブロック(松井珠理奈)×4
で全9回。
累計握手回数は122回に(31)。


宇都宮の自宅を出発する時点で枚数を確認して、どうしてこんなに残してあるんだよ・・・と絶望したものです。

あっ

握手会での話しの話題が
やっぱり髪型についてが多かったです!

皆さんの
意見が聞けてよかったです(^∀^)ノ
(アメーバブログより)


僕はと言えば、例に漏れずに髪型についてを話題にしてみたようです。
今回の更新では、会話内容多めで書いてまいりたいと思います。鼻で笑いながら読み飛ばしていただけますと幸いに存じます。


1回目
僕「あれ?雰囲気変わったけど、髪伸ばした?」
珠「切った。」
僕「え?切ったの?」
珠「き っ た。」
なお、剥がし担当のスタッフさんから失笑をいただいた模様。


9回目(最終回)
僕「これで僕の夏休みもおしま・・・あれ?ひょっとして髪切った?」
珠「いまぁ!?」
僕「へぇ、切ったんだ。」
珠「最初は『伸ばした?』って言ってたのにぃ、いまぁ!?」
すみません、すごくかわいいんですけど。寂しそうな表情と、「今さらかよ」的な感情がこもった感じの声。すごくかわいいんですけど。

皆さんの
意見が聞けてよかったです(^∀^)ノ

振り返ってみると、僕は意見なんて微塵も述べておりませんでした。という感じに、普段通りに生産性の皆無なお話しを。


「小豆島行ってきたよ」みたいなこともありましたが、さすがに9回はこなしきれず。
ということで、握手をしない、なんていう選択肢も取ってみました。と言っても参加券を捨てたとかではなく、正面から手のひらを合わせてみてから、「ごめんね、SUMMER」から、「ハートにそっと 触れたくなった 僕のいたずら」の振り付けを嗜んでみる。「触れたくなった」ってところでスタッフさんから肩を叩かれるも、さすがに最後までやり遂げたく、「僕のいたず『ら』」で、ぶっ飛びながら退却するなど、終始和やかな空気の中で握手会は進行したと思うところ。話題に困ってしまった人にはおすすめしたいところだが、「握手以外の行為」としてスタッフから叱責される可能性も否定はできないものであります。


かたや、真面目な話題を振ってみたりも。
僕「きょう8月15日は終戦の日だ。どう思うか。」
珠「うれしいことだ。」
僕「うれしい、か。」
珠「戦争が終わった日、ということである。これはうれしいことであろう。」
握手会の話題としては無茶もいいとこだけど、なるほど、これは予想外で深い回答をいただいた。


8月15日。メディアはここぞとばかりに戦争の悲惨さを、当時の映像・資料、あるいは戦争に関わる映画を放送するなどして伝える。日本国民として、敗戦国、唯一の被爆国に生きる者として、戦争の記憶を忘れないためにも、受け継いでいくためにも、もちろん大切なことである。「戦争」が題材になるとき、そこに喜びや嬉しさといった感情は、ほぼ発生しない。
みなさんは「終戦の日」について聞かれたとき、なにを話すだろうか。戦争は決して繰り返してはいけない、とか、忘れてはいけない、とか、伝えていかねばならない、とか、そういうことを思い浮かべるのではないだろうか。僕もそう考えたし、この握手会での無茶な質問にも、こんな感じの答えが返ってくると思っていた。なので、珠理奈さんの返答には大いに驚かされたのだ。
だが少し冷静に考えてみてほしい。私が例示した回答は、「終戦の日」について、という質問に答えているだろうか。否。「終戦の日」は、いつの間にか「戦争」に置き換わってしまっているのだ。
僕の質問、「終戦記念日」について、ということについて、正面から答えてくれていたという驚きが1つ。そして「うれしい」という回答への驚きがもう1つ。
終戦、文字通り、戦争の終結。当時の人々にとっては屈辱であったことだろう。喜んだ人といえば、戦争を早期に終わらせるために日本に原爆を投下したアメリカをはじめとする、連合国側の人々だ。
月日は流れた。いまの日本は、戦争がないという意味において平和な時間を享受している。珠理奈さんは夢に向かって今はアイドルという道を走り抜けているし、僕はそんなアイドルを楽しく(?)追いかける日々を送っている。終戦なしに、こんな日々がありえただろうか。そんなことを思い、ハッとなる。
終戦が語られるとき、しばしば話の主眼はその時点よりも過去に置かれる。しかし、終戦からの未来、すなわち今に至るまでの時の流れに着目することもまた、大切なことなのではなかろうか。今を生き、楽しめること。
夢を持ち、それに向かえること。そんな幸せの1つの原点に立ち戻らせてもらえた握手であった。
質問への回答に許された時間はほんの数秒。そんな中で「終戦の日」について聞かれ、とっさに「うれしい」と答えられる、そんな広い心を持った人物に、私もなりたい。以上で握手会の回顧を終わりとする。




なんだこれ。




ちなみにこれが9回中8回目の握手であって、その次は「髪切った?」で締めくくるという、なんとも頭の悪さ全開でありました。


おしまい。