第2回AKB48選抜総選挙

昨年の第1回とは比べ物にならない票数とメディアでの取り扱い。一般の方々の話題に上ることも多くなったようで、僕自身もいろいろ話しかけられて驚きました。ちなみに僕はJCBホールに行ったわけでも映画館で生中継を見たわけでもありませんよ。


結果として大きく取り上げられたのが、我らが栃木県出身の大島優子さんが、前田さんを抜いてトップ当選となったこと。ですが、このブログで取り上げるテーマではございません。
SKE48トピックとして挙げれば、こんな感じ
1.SKE48から5人が40位以内ランクイン。
2.チームS大矢真那が24位へ大飛躍。
3.RJ現象。

10位 チームS 松井珠理奈 12168
11位 チームS 松井玲奈 12082
24位 チームS 大矢真那 4634
35位 チームKII高柳明音 2030
38位 チームS 矢神久美 1909


投票権SKE48モバイルサイト会員にこそ広がったものの、「AKB48選抜総選挙」の名の通り投票権の大半はAKB48。その中で松井珠・松井玲・大矢・矢神・高柳の5人が名を連ねた結果。名古屋を飛び出したイベントに公演に、メディア露出の機会こそ増えたけど、それにしても大健闘。そんな中でも特に目に留まるが、大矢さんの24位。独特のブログが人気を〜なんていう分析がどっかの雑誌にあったけど、メディア露出はほとんど無い中でのこの結果。テレビとか見てても伝わってこない、劇場系アイドルとしての醍醐味を思い知った感じ。「誰にでもチャンスが」なんて謳い文句があったけど、毎日の頑張りの中でつかみ取ったというか、引き寄せたというか。日々の公演なりブログなり、そういったところが着実に見られてるんだなぁという面白さ。


RJ現象。たまたま同じ苗字であるがゆえ、たまたまそんな名前の鉄道会社があるがゆえ、しばしば「JR松井」「JRコンビ 」なんて呼ばれてきた松井珠理奈松井玲奈。J・Rという序列はメディア露出にも通じたものがあって、SKE48の誕生以来、この並びは保たれてきました。しかしながら今回、玲奈さんが珠理奈さんを逆転、JRからRJへ、というのがRJ現象。週刊プレイボーイらへんで見た用語。RJになって、もうひっくり返らない、とまで書いていた同誌。かく言う僕も、これにはすごく同意しておりました。
横浜アリーナ。第2回総選挙実施が発表されたときに感じたこと2つ。果たして選抜入りを保てるかという「不安」と、JR松井は間違いなく逆転するという「確信」。2人ばかりを比較するのはまったくナンセンスと思いながらも、そんなことばかりが頭の中を駆けめぐっておりました。
珠理奈さんの凋落では決してなくて、玲奈さんの飛躍。第1回総選挙後の決意、もやしキャラの確立、加えてドラマ「マジすか学園」でのゲキカラ。あらゆる方向からファンの心をつかんだ玲奈さん。これが必然なんだなぁと思いつつ、淡々と推移を見守るだけでした。
珠18(1,199) -玲08(2,673)
珠15(4,091) -玲10(6,419)
珠10(12,168)-玲11(12,082)




開票、発表の日の夜。AKB48オフィシャルブログで結果を知った僕の反応は「へぇ〜」とか「ふーん」とか、冷静なものでした。ハッとなったのは次の日の朝のこと。
涙をあふれさせながらステージで話す珠理奈さんの姿をテレビで見て襲われた、いままで自分が頭の中で考えてきたことを全て消し去りたくなる感情。
すべてが愚かだった。JRとかRJとか、そんなのがいったい何だっていうのか。珠理奈さんが掲げた「10位以内」という目標、厳しいと思っていた。最初から最後まで、実現するなんて思ってなかった。選挙期間中の握手会、話すことに困り「だれに投票したらいいと思う?」なんて聞いていた自分。きっと不安でしょうがなかったことは、中西優香さん6月10日のブログを参照のこと。なんもわかってなかった。なにも信じてあげられなかった。
今回の僕の投票数は、2票(AKB48柱の会SKE48モバイル)。珠理奈さんの得票の0.016%というちっぽけな存在。もっとちっちゃくていい。むしろ消し去ってしまいたい。そんな感想。




しかしまあ世間が大島・前田で沸く中で、SKE48ファンとして、すごく夢を与えてもらえる総選挙でありました。全国的に見てしまえばSKE48はまだまだの存在だけど、強烈にアピールできた結果。3rdシングルへ、その先へ。SKEがどう思い切って舵を取って行くのか、期待を膨らませてもらうばかりです。






総選挙そのものについて。落語家の桂南光氏がテレビの生放送で「宗教」「えげつない商売」と斬り捨てたことが話題になったようで。
「宗教」という部分については、アイドル=偶像、が元の意味なわけで、今さら言わなくても・・・な感じ。
「えげつない商売」という部分も同意するところ。国民的行事であるようにマスコミは取り上げたけど、参加した人数も何万人といるわけで、これはこれで正しいと思う。だけど、金持ちの道楽という側面がどうも見え隠れして。そう理解した上で、その中に飛び込んで楽しむか、端から見て楽しむか。僕はたまたま後者だっただけのこと。次回があるならどうなることやら。6月末から7月にかけてだったら・・・
まあどうせまた総選挙やるだろうし、なんてことは関係なく、これからの松井珠理奈さんを、心を新たに追いかけていきたいものです。




7月3日更新。週末に少しずつ書き足して、ってやめたほうがいいね、うん。