AKB48『大声ダイヤモンド』1周年

2008年10月22日、松井珠理奈さんにとってのデビューシングル、1人でジャケットを飾った『大声ダイヤモンド』が日本全国に向かって飛び出してから今日でちょうど1年をむかえました。
もっともその日の段階ではこの曲のことも、珠理奈さんの存在も、SKE48のこともなにも知りませんでしたが。と思っていたのですが、大学のお知り合いの方*1からCDをいただいていたみたいです。「このジャケ写だれだっけ?」と聞いて「ああ松井さんね」と納得しても3歩歩けば忘れるような、そんな1年前だったみたいです。ジャケ写を見て稲妻に打たれたようにファンになりました、というものではありませんでした。おうちに帰って枕元に適当に放置して、ってくだりはどこかに書きましたかね。
さて、劇場盤ということで『大声ダイヤモンドSKE48 ver.)』が収録されていました。そんな、歌声の違いなんてわかるわけないよな・・・なんて思っていたはずが、なんだ全然違ってくるんじゃん、と僕にもわかって感動。
そんな中で生まれてきた疑問。歌い出しの「走り出すバス追いかけて 僕は君に伝えたかった」、いったい誰が歌っているんだろう?オリジナルバージョン、PVでは高橋みなみさんと松井珠理奈さんらしい。うん、で実際は誰なの?と。わざわざ別の人に歌わせるわけ・・・と思いながらも、どうにもPVと一緒に収録されていた「告白映像」の中での松井さんの声を聞いて、どうにも声の質がつながりませんでした。それが解決したのはいつか、となると今年の1月3日まで時間を送らなければならないのか、記憶が定かではありませんが、その声の主は松井珠理奈さんに他なりませんでした。明るくて透きとおって、キレイな歌声。特に歌詞の「走り出すバス」の「バ」の音。いわゆる破裂音ってやつですが、この音のやさしさ・やわらかさが、なんともすごい。オーディションに合格してからおそらく1か月前後でレコーディングされてるんだと思いますが、まだ駆け出したばかりの段階でこんな歌い方が
できていたなんて・・・と歌唱法とか全く疎い自分ながらも、感動せずにはいられなかった1曲、それがちょうど1年前に発売された『大声ダイヤモンド』でした。メンバーこそ違え、久しぶりにSKE48バージョンとして聞くことのできた今年の8月14日、クリネックススタジアム宮城は大切な夏の思い出の1ページです。

*1:後のmoetamaさん