富士急ハイランド×AKB48「夏のサルオバサン祭り」

当初はチームS公演にお邪魔する予定でしたが、なにか休演の予感がしてしょうがなかったので、メール抽選には申し込まず、どうやら思った通りになって富士急ハイランド。僕自身は数年前の冬にツアーで来たことがあって、2回目でした。
8:30ぐらいに到着して入園列(9:00開園)、そのまま園内のスタンプラリーの台紙を購入したころには10時を回っていました。
スタンプラリー。全22個のスタンプは、「言い訳Maybe」選抜メンバー21人の似顔絵と、サルオバサン。サルオバサンとは何か知らずにいましたが、スタンプを見て解決しました。メンバー21人のスタンプは、21種類のアトラクションの前に設置され、スタンプのメンバーによるアトラクションの紹介が書かれていました。
珠理奈さんは「メリーゴーラウンド」。たまたまなのか、意識してこうなったのかはわかりませんが、絶叫系のダメな珠理奈さんらしいアトラクションの紹介になっていました。

私は絶叫系が苦手 なので・・・よく「メリーゴーラウンド」にのります!!この「メリーゴーラウンドは、馬が全部で50頭!ぜひのってみて下さい」

ちなみに似顔絵のデザインはこんな感じでした。


さてさてスタンプラリーに取り掛かるころには、すでにいわゆる「人気アトラクション」には軽く1時間待ちを超える列が形成され、早くも時間的に厳しくなっていました。ということで、ぷらぷらとスタンプをめぐりつつ、適度に待ち時間の短いアトラクションへ、という感じに。
体験したアトラクションは「グレート・ザブーン」(スタンプは板野友美さん)、「ムーンレイカー」(スタンプは宮崎美穂さん)、「メリーゴーラウンド」(スタンプは松井珠理奈さん)、「処刑の館」(スタンプは倉持明日香さん)といったところ(順不同)。「グレート・ブーン」、板野さんが「びしょ濡れになりましょう」みたいなことを書いていて、搭乗客の9割以上が購入する雨よけのポンチョを身につけずに乗ったら、悲惨なことになりました。余裕でシャツが搾れました。冬じゃなくて本当によかった。


13時20分ごろだったでしょうか、なにか尋常じゃない人だかりができていて、近づいてみたところ、メンバーがパレードしているようでした。政党の選挙カーっぽい屋根の上に乗れるマイクロバスをAKB48仕様に作ったようなもの。あいにく僕がたどりついたころには誰もバス上にはおらず、車内にはけてしまった後で、誰がいたのかはわかりませんでした。ちょっと間違えれば事故になっていそうな危険さがあったような気がしました。


スタンプラリーを終えて、さあどうしようかと思っている中で、園内アナウンス。「サルオバサンです」、とサルオバサン本人から直々の園内放送。メンバーがアトラクションのスタッフのお手伝いをしますよ、という内容。
「FUJIYAMA」に松井珠理奈さんと小森美果さん、と聞くや否や体がそっちに向かっていました。
あと「トンデミーナ」で松井玲奈さんと研究生の誰か*1が同じくスタッフをするということでした。
「トンデミーナ」のスタッフこそ、アトラクションの外からでも見ることはできましたが、「FUJIYAMA」は地上3階の高さで、ほとんど何も見えませんでした。そんな理由もあってか、集客力としては「トンデミーナ」が圧倒、というか僕もちらっと見に行かせてもらいました。ちらっとだけですよ。
14:30過ぎから約20分ぐらいだったでしょうか、スタッフとしてお手伝いをさせてもらっていたみたいです。「FUJIYAMA」はその時点で待ち時間2時間オーバー。とてもとても狙って搭乗できるようなものじゃありませんでした。
そのお仕事を終えた2人を見送る、ということが搭乗しない人たちにできるようで人だかりができていたので、ちゃっかり混ざってみました。「FUJIYAMA」裏の、普段は目立たないスタッフ用の階段を下りてきた珠理奈さん、今日初めて見る珠理奈さんは、「言い訳Maybe」の衣装でした。なんか楽しさが伝わってくるような感じで、この時点で、あぁ今日きてよかったな、って感じでした。


ライブ前に最後に遊園地内で乗ったのが珠理奈さんご紹介の「メリーゴーラウンド」だったのですが、ちょうど同じ回に、某芸能人の方とそのご家族と思われる方々が乗っていらっしゃいました。ハーバード大学卒業のPさん、とだけ申し上げておきましょう。


ということでライブ会場へ。
会場を背後から見るとこんな感じで、ステージからは富士山が真正面に見ることのできる会場でした。

17時開演予定のステージは、15分の遅れで開演。この15分が演出だったとしたら尊敬せざるを得ない、そんな感じでした。
時刻は17時15分、会場の周りは林に囲まれ、まだ日没ではありませんが、客席全体はすでに陰になっていました。が、ステージ上に登場したメンバーにはまだ西日が当たる絶妙なタイミング。後半の「夕陽を見ているか」の前のMCの時点でも空の色合いがまた絶妙だったりと、ステージを取り囲む大自然をも味方につけた、すごいステージ。


 セットリスト(「☆」印は松井珠理奈さん登場曲(だと思う))
 00.overture
 01.言い訳Maybe
 02.初日
 03.みなさんもご一緒に
 04.JK眠り姫
 05.Dear my teacher
 06.メロスの道
 07.転がる石になれ
 08.スカート、ひらり
 09.僕の太陽
 10.BINGO!
 11.ロマンス、イラネ
 12.夕陽を見ているか
 13.制服が邪魔をする
 14.軽蔑していた愛情
 15.涙サプライズ!☆
 16.会いたかった
 17.Baby! Baby! Baby!
 18.10年桜
 19.大声ダイヤモンド
 〜アンコール(らしきものはありませんでしたが)〜
 20.ひこうき雲
 21.君のことが好きだから
 22.RIVER☆
 23.桜の花びらたち☆


言い訳Maybe」後のMCで、「サルオバサン」こと西山さんが「雨の動物園」のサルの衣装で登場。主催者を代表して、といった感じに挨拶した後、チームB・A・Kの順で代表曲を2曲ずつ。
チームKのMCで客席にウェーブを起こしてみたり、正拳突きで衝撃波を立ててみたり。
「スカート、ひらり」以降はシングル曲コレクションという設定。コンサートなんかだと珠理奈さんがおじゃまさせていただく場面が多いのですが、今回はほとんどがAKBメンバーのみでした。
大声ダイヤモンド」を終えてメンバーがはけると、AKB48リクエストアワーベスト 2010の案内映像が上映。投票権が付与されるものについてのマニュアル的な紹介があったり、各チームからの意気込みのインタビューがあったり。そんな中でSKE48チームSとして松井玲奈さんと松井珠理奈さんも。
玲奈「先輩たちには悪いんですけど、1位取りに行かせてもらいますよ」
珠理奈「なんとかベスト100に入ってAXで歌わせていただけたらいいなと思います」
ほとんどのメンバーが1位を取りに行くという貪欲なまでのコメントを残している中で、珠理奈さんだけは控えめなコメント。背伸びをするわけじゃない、珠理奈さんらしいコメントだなって感じました。「柱の会」に入会させていただいたわけで僕にも投票権は生じているのですが、どれに入れましょうかね。
この映像の中でAKB48の14thシングルのタイトルが「RIVER」であることが発表。
アンコールはしていないけれど「アンコールありがとうございます」で登場してきたMCで同シングルの収録曲やメンバーなどについての発表。収録されることになるのがこのライブでのM20・M21・M22で。すべてミュージッククリップ付きになるそうです。
「RIVER」の選抜メンバーに珠理奈さんが入ることになりました。立ち位置としては、再び前列を任されています。楽曲としては、これはさすがに驚きました。AKB48、大きな冒険に出たなと。一言で形容するなら「鋭い」ダンスだったり、火柱を使った演出だったりもそうですが、何よりもその曲調。AKB48でこの曲調ってシングル出すってアリなのか?と思う大冒険。今までもこれからも、枠にとらわれない成長っていう感じなんでしょうか、秋元康先生?
ラスト「桜の花びらたち」を終えて、メンバー全員が手をつないで手を挙げ、ると同時に花火が打ち上げられました。1分間ぐらいの花火ショー。
富士急で夏最後の想い出を一緒に作りましょう!」とオフィシャルブログにあるように、AKB48の2009年夏の総決算、その締めくくりのようで、美しい幕切れでした。

*1:あまりに失礼な書き方になってしまいましたが、本当に夢中で頭に残せませんでした