9月4日SKE48チームS 2nd Stage「手をつなぎながら」

新海里奈さんが体調不良のため休演。
研究生から間野春香さん・若林倫香さんが出演。
 05.Glory days(中西優香矢神久美・山下もえ)
 06.この胸のバーコード小野晴香平田璃香子平松可奈子
 07.ウィンブルドンへ連れて行って高田志織松井珠理奈松下唯
 08.雨のピアニスト(大矢真那桑原みずき出口陽
 09.チョコの行方(小野晴香松井玲奈・森紗雪・若林倫香
ほか、アンコールでは「強き者よ」・「言い訳Maybe」も。


スタンディング最前列下手から。
さて、前日に購入した「Tokai WALKER」には「卒業した」の文字、会場のエントランス通路に掲げられた写真も、会場内で流れる映像もチームSは15人。珠理奈さん復帰公演というよりも、チームSの新たなスタートの公演という意味合いを自分では強く持っていました。珠理奈さんが本当にステージに立つっていう確信が持てなかったっていうのもあるし、15人揃ったわけじゃないのですが。


「僕らの風」。笑顔で帰ってきた珠理奈さんの姿を確認して、胸にジーンとくるような、そんな感じでした。復帰1公演目だから、なんていう甘えはどこにもなくて、珠理奈さん自身がブログで振り返った通り、とばしまくった公演でした。圧巻はアンコール「言い訳Maybe」。チームSだからこその迫力がやっぱり凄い。チームSか研究生かなんていう垣根もなく、一人一人が見る者を引きつける力を感じさせる、圧倒的なパフォーマンスでした。研究生への珠理奈のダンス指導なんてのも輝いていたのかもしれませんね。


「みなさんお久しぶりです」に始まる自己紹介MC。「体調を崩しているときにファンからのメッセージをもらって(ex.「早く珠理奈の笑顔が見たいよ」)、メンバーからもメールをもらって、すごく元気になりました。いつも以上に公演を楽しんで、笑顔でいきたいと思います」


「大好き」曲紹介MCは珠理奈さんでした。珠理奈さんにとって特別な思いで臨んだ公演での、そんな特別な(だと思う)演出が嬉しかったです。
「次が最後の曲です」に続く喧騒の中、「今日の、、曲紹介は珠理奈にお願いしたいと思います。」と平田さんのMC。「今日の」の後の間がなんとも絶妙で、そんな場の空気を読んだ気遣いもまた嬉しかったです。
「ファンの方からお手紙をたくさんもらって、寝転がりながら読ませてもらったんですけど、『早く元気になって』とか『いつでも待ってるから』とか温かい言葉をもらって、改めてファンの方の優しさが伝わってきました。その感謝の気持ちを込めて歌わせてください、『大好き』」


アンコールは「松井珠理奈復帰公演にご来場いただきありがとうございます」に始まって「じゅりな」コール。「松井珠理奈復帰公演に〜」の口上は二重にツッコみたかったのです*1*2が、公演中には口はすごく静かな自分が「じゅりな」と呼び続けるというのは気持ちよかったです。


2分30秒映像は、8月14日に仙台で行われた「KYORAKU モアサプライズ!!ナイター」の模様。リハーサルの様子だったりライブ、お弁当販売のお手伝い、選手への花束贈呈の様子など。
緊張しました。何に緊張したかといえば、お弁当販売の様子。間違ったら映るなこれ、って。幸い僕が出ることはありませんでしたが、カメラの半径2mぐらいの範囲でお弁当を食べていたわけで、なんかすごく怖かったです。まあ映ったら映ったらで話のネタとして笑い飛ばせますけど。
映像明けのMCで、珠理奈さんが花束贈呈のことについてお話。「選手の走り方がめっちゃめちゃかっこいいんですよ。私も一緒に走りたくなったぐらい」
桑原「珠理奈も走り方めっちゃかっこいいで」
珠理奈「ありがとうございます」


告知が2点。
まず「メリおっと!体操」のオンエアについて。と言われたところで何の話かさっぱりだったのですが、テレビ愛知のお話だそうで、埼玉にお住まいの私には縁のない話でした。
続いて幕張・キャラホビでのトークショーでも言及されていた4月の東京・香港のDVD発売について。


「遠くの人にも笑顔が伝わるように」、と曲紹介で「遠くにいても」。
終演。




ということで、松井珠理奈さんが無事に復帰の運びとなりました。よかった。本当によかった。
空白の、という言葉はあんまりふさわしくないですが、珠理奈さん不在の1週間。武道館から日本テレビへ、劇場公演へ幕張へと飛び回ってチームSを追いかけ、チームSを楽しんできたつもりですが、やっぱり頭の中には煩悩のように珠理奈さんがついてまわっていました。結局のところ心配で心配でしょうがないようで、メンバーのブログに珠理奈さんの名前を見つけたときにはどんなにうれしかったか。
そんな心配が消え去って(というのは休演の新海さんに失礼なことかもしれませんが)、本当に心から楽しかった1公演でした。
8月26日、SKE48の神聖な1日に珠理奈さん宛てのお手紙を出すことは怖かった。けれどもMCでたくさんお手紙をもらったと聞いて安心しました。やっぱり書いたお手紙が届いているかなんて確信はどこにもなくて、書いていることがなにか心に響くものがあるか、面白いか、読みやすいか、なんてことにも相変わらず自信がない。それでも、珠理奈さんが珠理奈さんらしく輝けるために、どんなにわずかであっても一助となれるなら、その限りお手紙というものはこれからも大切にしていきたいと思います。公演のMCとかでお手紙について触れると、思い上がって恥ずかしくなるのが常なのですが、それをどうにかしようというのは諦めましょう。




さてさて、完全に私事になりますが、この公演への遠征を終えて帰宅したところ、大学から成績表が届いていました。それの示すものは、来年3月での大学卒業の確定でした。平日の公演に足を運んでも大人の方々は結構いたりしますが、僕はそうはなれないと覚悟してます。どこに住むことになるのかも、まだ闇の中。SKE48が「会いに行けるアイドル」であり続けることができても、僕が会いに行ける自分でいられるのは、おそらくあと半年。残り6ヵ月、今までとばしてきたのもあって、あと何回足を運べるのかわからない上に頻度も減ると思いますが、そのぶん今まで以上に濃密な時間を過ごせるように、多くを感じ取れるように向き合っていけたらいいです。


「生涯 〜」なんてタイトルなんだからもっと人生賭けろよ、と思われたらすみません。はてなアンテナをご参照いただけるとわかりますが、僕の意思だけでこのタイトルになったというものではございませんので。日常と非日常、そこはしっかり線引きしてあげないとダメなんでしょう。公演やイベントはあくまでも非日常の空間ってことは忘れちゃいけない。「廃人」なんて言葉をよく耳にしますが、「SKE48廃人」、あるいは「松井珠理奈廃人」になったりしないよう、ある程度の距離感は保っていきたいものです。廃人として生きるのも絶対に楽しそうではあるんですけどね。今は日常と非日常の境界線はかなりぼんやりしてますが、それを明確にしていくのが僕にとっての、大人としての、社会人としての第一歩なんでしょう。


公演の感想よりも余談の方が長くなるのもどうにかなりませんかね。

*1:たしかに「復帰公演」だけど、それだけじゃないよね?

*2:どんな立場の方ですか?