キャラホビ2009「SKE48 幕張公演」

 出演メンバー:大矢真那小野晴香桑原みずき・高井つき奈・高田志織出口陽中西優香平田璃香子平松可奈子松井玲奈松下唯・森紗雪・矢神久美・山下もえ・橋本あゆみ
 (新海里奈さんは今朝からの体調不良のため、松井珠理奈さんは先週からの体調不良のため、それぞれ休演)
 00.overture
 01.手をつなぎながら
 02.SKE48
 03.大声ダイヤモンド
 04.ウィンブルドンへ連れて行って(高井つき奈・矢神久美・森紗雪)
 05.毒りんごを食べさせて
 06.強き者よ
 〜アンコール〜
 07.桜の花びらたち
 08.Dear my teacher



整理券無しで、スタンディング最前列の下手にて。
後述する抽選会で、整理券番号300番台を有している人が着席最前列にいたりと、各個人の整理券の複数枚所有は明らか。そういうことが認められていたみたいです。そんな方針であるのならば好きにすればいいのですが、そのせいで整理券所有者の入場が完了しても5割近い座席が空席。その後、キャンセル待ちという形で整理券を持たない人が入場しても、空席は残ったままでした。そんなやり方が本当に正しいと思っているのか、甚だ疑問です。そういう事態に気付いてか、開演前アナウンスのさらに前、松下さんから放送がありましたが、時すでに遅しといった感じでした。メンバーにこういった注意アナウンスをしてもらわなくちゃいけないというのもどうなのでしょう。
と、ここまで前置き。


キャラホビスタッフの方の諸注意の後、「チャイムはLOVE SONG」と「Innocence」をBGMに少々の待ち時間。
開演前アナウンスは松下さん。「去年に続いてキャラホビに参加することができ、私もメンバーも気合いが入っているので、楽しんでいってください。」
程なくしてovertureで開演。「強き者よ」衣装で登場。1曲目「手をつなぎながら」は、「ひまわりの花が 風に揺れるころ」に始まる2番から。続く「SKE48」は2番をカットしての披露。「大声ダイヤモンド」からはフルバージョン。珠理奈さんバートは高田さんが担当。
3曲披露したところで、高井さんに始まる全員の自己紹介。MCのようなものはなく、普段の自己紹介+よろしくお願いします、のみ。全員が終わったところで松井玲奈さんからSKE48の紹介。そして
「つきな・くみ・さゆの3人をしっかり目に焼き付けてください。『ウィンブルドンへ連れて行って』。」
この曲の次のMCで高田さんが「この曲はつき奈のかわいさを出せる曲」と振り返って、全く同じ思いでした。武道館以来、1週間の中で何度もこの曲を聞かせてもらって、そのたびに「まだ次が」という思いもどこかにありました。松井玲奈さんのMCでも、否応なく意識せざるをえませんでした。最後のステージ。1年前、AKBの名の下でなくSKE48として立った同じキャラホビのステージで、シアターの2倍3倍以上の人の中で、今日唯一のユニット曲として歌われたこの曲。どこまでも心の中に響いてくるものでした。この3人だから出せたこの曲の魅力は忘れちゃいけないでしょう。かたやユニットシャッフルで生まれた、また別の魅力。比較する視点であるべきか、別のものとして割り切るべきなのか、当初は後者の考え方でしたが、今はおぼろげです。ただ今日は、オリジナルの3人だから作り出せる世界を感じ尽くそうと、ある意味で必死でした。
ウィンブルドンメンバーがはけると、他の12人が再登場でMC。テーマは「つき奈との思い出」。
小野:最初は話しかけてくれなかったけど・・・
平田:最初は「22番目に好き」って言われていたけれど・・・
玲奈:小悪魔発言をたくさん
松下:ゆいみん1推しなの忘れてた
そして「ウィンブルドン〜」について。「内側から出てくるかわいさ」「あの3人だからできるウィンブルドン」。
そしてウィンブルドンメンバーがステージに復帰。高井つき奈さんから、1年間を振り返って。「何回ありがとうと言っても足りない感謝の気持ち」「卒業しても忘れないでいてほしい、忘れない。」
去年のキャラホビ公演に引き続いての披露となる「毒りんごを食べさせて」。去年のことを語れる立場には全くありませんが、この選曲、強い思い入れがあった曲なんでしょう。
続いて抽選会に移行。着席スペース入場時の整理券の番号で抽選を行い、サイン入りのポスターやDVDやプラモデルやらTシャツが当たる企画でしたが、整理券なんて持っていなかったので縁のない世界でした。賞品紹介のMCを平田さんが、実際の賞品をステージ上にもってきて客席に見せるのが高井さんと森さん、その他のメンバーが抽選を担当。
マジンガーZ絡みの宣伝も挟んで「強き者よ」を歌い上げて終了。
自然に巻き起こったアンコールは、「つき奈」コール。その中で鳴ったチャイム、「桜の花びらたち」。1st公演アンコールのSKE48Tシャツの衣装で全員が登場。結局のところ僕はこの曲が大好きなのは変わりありません。卒業、あらたな旅立ちを描いた歌として、いい選曲してくれたなぁ、と感動に浸っていたら、「もう1曲いっちゃいますかー!」となって「Dear my teacher」。なんか拍子抜けする感じもありましたが、きっと僕には知り得ない、特別な1曲だったんでしょう。


ライブ後、抽選会での当選者へ賞品の手渡しがブースを移動して行われたようです。


会場の外に出てみれば、やっぱりとでも言うべき雨模様。SKE48、さすがだなぁと感じつつ、会場を後にしました。実は台風まで呼んじゃってるなんて知ったのは、もう少し後のことでした。