8月26日SKE48チームS 2nd Stage「手をつなぎながら」

 開演前アナウンス:森紗雪
 01. 僕らの風
 02. マンゴーNO2
 03. 手をつなぎながら
 04. チャイムはLOVE SONG
 05. Glory days(桑原みずき中西優香松下唯
 06. この胸のバーコード小野晴香高田志織出口陽
 07. ウィンブルドンへ連れて行って(高井つき奈・森紗雪・矢神久美
 08. 雨のピアニスト(松井玲奈松下唯・山下もえ)
 09. チョコの行方(大矢真那新海里奈平田璃香子平松可奈子
 10. Innocence
 11. ロマンスロケット
 12. 恋の傾向と対策
 13. 大好き
 〜アンコール〜
 14. ロープの友情
 15. 火曜日の夜、水曜日の朝
 16. 強き者よ
 17. 言い訳Maybe
 18. 遠くにいても
 終演後アナウンス:森紗雪・高井つき奈
 (全体曲では松井珠理奈パートを桑原みずきさんが、桑原みずきパートを橋本あゆみさんが、それぞれ担当)

高井つき奈さんにとっての最後となるチームS公演。ということは、最初から最後まで全面にというわけではありませんでした。
開演前アナウンス「100倍、いや100万倍盛り上がっちゃいましょう」
マンゴーNO2のコールは松井玲奈さん。
MCの内容は、基本的には東京遠征のことについて。武道館のこと、ホテルのこと、バスのこと、ディズニーシーのこと、などなど。


 自己紹介MC
 松下:マリオカートDS 橋本:チーム新陳代謝 桑原:キャベツ救出→記者会見 松井:今日発売「言い訳Maybe」、いい曲ですが・・・ 中西:期日前投票 山下:キャベツ救出 大矢:お相撲さんの画 出口:「ピッピじゃなくてミッキーだよ」 平松:晴香の「ViVi」 新海:TDSでケータイ鳴らした 平田:壁に耳あり 小野:大堀さんに食べられた 森:デイジーとツーショット 高井:最後の公演、1年間をぎゅっと詰め込んだ公演に。 矢神:「新海さんの意見とか聞いてないし」 高田:新陳代謝
 高井「本日は松井珠理奈ちゃんが体調不良のため休演です」


ユニット曲は、シャッフル前のオリジナルのユニットでの披露となりました。内心でオリジナルに戻ると思っていたというか、そうあって欲しいと願っていました
ウィンブルドンへ連れて行って」。この曲の存在が高井つき奈さんの可能性を大きく伸ばしたし、彼女を語る上で決して欠くことのできない1曲なんだと思います。日本武道館での披露もありましたが、やっぱり名古屋、栄の地でオリジナル3人のこの曲が見れたのは嬉しかったです。


チームマイペース、という名前をとっさに思い出すことはできませんでしたが、MC。
ちょうど東京遠征でのホテルの部屋割りがちょうど「平田・平松」と「大矢・新海」だったので、そのお話。前者が集合5分前に起きた話で、後者が「起こして」って話。


恋の傾向と対策」後のMCは、2組とも東京のお話いろいろ。
前半組は武道館のステージについて、出口さんが話がめんどくさい時について、高井さんのスティッチ探しについて。
後半組は桑原さんの「エンドロール」について、桑原さんの外国語の発音について、お風呂の中での桑原さんについて。


「大好き」曲紹介は、矢神久美さん。


〜「つきな、だーいすき。」〜


一瞬で場内の空気が変わりました。稲妻に撃たれるが如き感覚がしたかと思えば、いつの間にか鳥肌が立っていました。「大好き」の曲紹介、いろんなメンバーのいろんな言葉を聞かせてもらってきてはいましたが、今日ほど心の中に響き渡ったことはありませんでした。僕の知る限りでは最も短い曲紹介ではありましたが、そこに込められた気持ちを感じ取るには十分すぎるほどのもの。ただストレートに感情を表現した、最高の曲紹介でした。


長めの沈黙と、「つっきーな」コールを経てアンコール。「強き者よ」・「言い訳Maybe」をも含めた4曲を一気に披露して、ステージからメンバーがいなくなる。


2分30秒の映像は、「高井つき奈の軌跡」とでも呼ぶべき内容のものでした。最初にダイアモンドホールでの卒業決定の報告。そして「青空のそばにいて」のInstrumentalをBGMに、SKE48第1期オーディションから今までの高井つき奈を映像で振り返りつつ、加えてチームSメンバー一人ひとりからのメッセージ。


ステージに再登場したメンバー、15人は「遠くにいても」衣装、そしてつき奈さんは、日本武道館での卒業式でも着用していたピンクの衣装でした。
平田さんからあいさつ。「私たちはずっと仲間」。
花束を贈呈したところで、松井珠理奈さんからのお手紙を、矢神久美さんが代読。
「これからも、つき奈の分までがんばります。SKE48ファミリーとして見守ってください。つき奈のこと、大好きだよ。じゅりなより」


「珠理奈の気持ちはここにあるので、16人で歌わせてください。『遠くにいても』」
サイリウムが会場を白く染め上げ、これから何色にでも染まる可能性を持ったつき奈さんの旅立ちを見送る。


終演後アナウンス:「みなさんと過ごした1年間をずっと忘れません。本当に本当にありがとうございました。」






僕としては、そこまで実感は湧きませんでした。公演としては最後だけれども、まだイベント・ライブがあるという事実に裏打ちされてでしょうか。
感動はさせてもらった中で、なにかすがすがしいような心地でホテルの部屋に戻って、いろいろやりました(後述します)。お部屋を暗くして、さあ寝ようと思ったところで、一気に寂しさに襲われました。
そうか終わっちゃったんだなという虚無感と、何度も頭の中で繰り返す「つきな、だーいすき。」という矢神さんの声。
この公演のことは、SKE48のファンとしている限り忘れられない、むしろ忘れちゃいけない公演なんだ、そう感じながら眠れない夜を過ごしました。