AKB48コンサート『「神公演予定」*諸般の事情により、神公演にならない場合もありますので、ご了承ください。』@NHKホール

昼公演は3階席のLブロックから。

セットリストが変わるのはSKE48部分だけかな、なんて思っていたので驚いてばかりのステージ構成でした。
まず1曲目の「渚のCHERRY」。昨年のJCBホールで黄色い衣装のセンターを務めた曲ですが、今回は青い衣装でバックで登場。珠理奈さん、小野さん、前田さんを従えてのセンターに、浦野さん。後のMCによれば、ネタなのやら、どこまで本気なのやら、よくわかりませんが、1曲目から驚かされました。バックダンサーとしての珠理奈さんもまた、素敵でした。
「メロスの道」のあと、チームKのMCを経て「Glory days」へ。香港組がいない今日は、SKE48からは6人のユニット曲の披露という形になりました。
栄では経験できないステージから離れた席だったので、細かい表情こそは見れなかったのですが、だからこそステージを広く見れました。その中で、どれだけ自分たちが縮まらずにステージを使えているか。昨日から大きく人数が減ったステージということもあって、そんなことを意識して見ていたのかなって思います。
「Glory days」からそのまま「雨のピアニスト」に続くものだと思っていましたが、違ったようです。やっぱり予想通りなコンサートにはなりません。予想を裏切ってくれるからこそ、より大きな驚きだったり楽しさだったりが味わえるのかなと思います。
ノースリーブスのMCのときに、JR松井にお呼びがかかって、ゲストとして登場。
それぞれのユニット曲の衣装のまま2人が並ぶって、何気に見たことなかったので新鮮な感じがしました。
JR「告知をしにきました」に対して、峯岸さんが「したい?」「すごいしたい?」「好きな食べ物なに?」という超展開。
R「ミミガー」・J「お母さんがつくったミートスパゲティ」
いろんなものを食べる機会はあったと思うけれど、好きな食べ物が変わっていないっていうことに、なにか安心させられました。いつまでも大切にしてほしいです。
「人数が多い方が勝ちゲーム」という流れになったりしながらも、告知へ。
まず玲奈さんのほうから、1st「PARTYが始まるよ」公演のDVDについて。小嶋陽菜さんから見どころについて聞かれて
J「私たちの一番初めということで、SKEの初々しさを見てください」
R「AKBのチームAさんとKさんがやってきた公演なので、比較してみても面白いと思います」
これに加えて、単独ライブの告知と、秋葉原でのチームS2nd公演についての告知もありました。
J「SKEには新しいチームも増えて、SKE48AKB48も一緒にステージに立つ機会が増えると思いますけど、足を運んできてもらえたらうれしいです」
後半のAKB48は、前日と同じ感じだったと思います。
30曲目の後、ステージからメンバーがはけた後で映像が上映。夏の全国ツアーの開催が決定したことについて。大阪から名古屋、福岡、そして日本武道館へというツアー。SKE48の出演についての言及こそありませんでしたが、行けるなら行ってみたいところです。それに加えて、AKB48の海外進出についても。ちょうど今日のSKE48@香港から始まって7月のパリ、10月のカンヌへ。AKBが中心にはなってくるような感じですが、SKE48が全体で海外でイベントやライブをやるって決まったなら、学生の今だからってこともありますが、ぜひ飛んでいきたいです。




夜公演は1階席Cブロックから。ちょうど中央の席で喜んでいたら、あいにく前の席の人が長身でした。

この公演でも、ノースリーブスのMCにJR松井がゲスト出演となりました。今回も告知告知、ということでしたが、結局告知はしていきませんでした。
まず、AKB48の尊敬できるメンバーについて。峯岸さんが、ステージ上にいるのはノースリーブスの3人、ということで念を押す中での珠理奈さんの答えは「高橋みなみさん」。空気を読んだとかいうことではなくて、純粋にそう思っているはずです。いろんな場面でそう感じさせてくれることがありますからね。ちなみに玲奈さんのほうは、「戸島花さん」。
逆にSKE48のお気に入りメンバーは?という質問をノースリーブスへ。「あんまり知らないんだけど」
という流れで、1人1人パッとするようなところがないと、という感じに、それぞれの特技を聞かれる。
J「走ること。100m走が好きなんですよ」→峯岸さん「走ってみて」
JR松井でステージ下手から上手へ向かって駆け抜ける。珠理奈さんの足の速さ、噂には聞いていましたが、ホントに速い。この短距離でこれほど差がつくのかと驚くほどの加速。「10年桜」のメイキングでも走ることが好きって言っていましたが、実際に目の当たりにしてみて、すごかったです。
玲奈さんが「50メートル11秒」ということで、峯岸さんが代わって相手になってもう1度走りましたが、それでも全くでした。
珠理奈さんの「走ること」に対して、玲奈さんが「アニメっぽい感じの声を出せる」。「笑顔のトレジャーハンター、17歳の松井玲奈です。」というフレーズを、恥ずかしがりながらステージ後ろを向いて披露。いい。SKEからのアニメ路線に、また新たな可能性を感じさせてくれました。
しかしなんと言っても、夜公演はAKBメンバー3人の卒業セレモニーでした。SKEメンバー6人もステージ上には立っていましたが、あんまり見てはいません。チームK早野さんへの1人1人のメッセージ。涙がありながらも、それぞれが笑いも生んでくれたり、しゃべることの上手さにも感動させられます。僕自身にはそこまで強い実感のある卒業セレモニーではありませんでしたが、それぞれの思いを感じることができながら、その中でも笑いが生まれたり、楽しかった、と一括りにすることもできませんが、とても充実していました。AKB48としての結束、それぞれのチームとしての結束の強さを感じられたことは、嬉しかったです。