AKB48コンサート『「神公演予定」*諸般の事情により、神公演にならない場合もありますので、ご了承ください。』@NHKホール

1階C16列の上手寄りで見てきました。
てっきり香港に行くメンバーが不在なものと思っていましたが、今日はチームSが揃っていてビックリしました。
SKE48の楽曲は、全部で4曲。「手をつなぎながら」「チャイムはLOVE SONG」「SKE48」「ウィンブルドンへ連れて行って」が披露されました。


AKB48チームBの「ワッショイB」に続いて、「かわいい妹分」としてSKE48が紹介されて、出番になりました。
何が歌われるのか、期待に胸を膨らませる中で、「手をつなぎながら」。チームS2ndの公演タイトルにもなっているということもあって、なかなかSKE48を発信するという意味でふさわしい選曲なのかなと。衣装はチームS2nd開演時、「僕らの風」からのものでした。まだまだ楽曲として周りに知られていないなということは痛感しましたが、あんなに大きなステージでこの曲が披露されている、ということに感動させられました。
そのまま続いて「チャイムはLOVE SONG」へ。オリジナル曲を2曲も披露するとは正直思っていなかったので、すごくうれしかったです。名古屋よりもチームS16人それぞれが輝いて見えました。決して照明のせいだけじゃなくて、それぞれの強い思いが、伝わってきたこと、広いステージの中だからこそ縮まることなく大きく、いきいきとパフォーマンスできていたのかなって思います。
2曲を終えて松井玲奈さんからMC。主に発売が決まったSKE48PARTYが始まるよ」公演のDVDについてでした。
そして先日オーディションを通り抜けた2期生、23人が登場。中西優香さんが一人ひとり名前を読み上げ、それに対して新メンバーがマイクを使わずにホール全体に向かって一言あいさつ。ちょうど最終オーディションのときに会場を訪れた珠理奈さんと矢神さんが着ていた「遠くにいても」の衣装を全員が身に着けていました。いわば憧れの衣装にSKE48の一員として袖を通して大きなステージに立って、感慨もひとしおだったんじゃないでしょうか。ステージ下手から上手へ向かって「あ」から「わ」の順で、基本的には並んでいました。
再び松井玲奈さんがMC。6月から秋葉原でもチームS2nd「手をつなぎながら」公演を行うとの発表。週末だけの公演になるとは思いますが、もっと気軽に公演を見に行けることが嬉しいやら、SKE48シアターでこそのパフォーマンスを見ないようになってしまうかもしれなくて悲しいやら、僕個人の思いは複雑なのかもしれません。
続いて矢神久美さんから、初の単独ライブ「初めての課外授業」についてのMC。名古屋ボトムライン、と言われてもやっぱりわかりませんが、あと1ヵ月を実は切っていたりと、これにも期待が膨らみまくります。
最後に珠理奈さんのMC。「こんなに大きなステージに立たせていただいて、本当にありがとうございます」。あくまでAKB48のコンサートに立っていることは忘れない中でも、一切妥協を感じさせないSKE48としてのパフォーマンス。素敵でした。
そして2期メンバー、研究生を含めて「SKE48」を披露。かなり名古屋を探検したはずですが、そこまで歌詞がわからなかったです。2期メンバーはどこまで名古屋に詳しいんだろう、なんていうのは愚問ですね。初めて立つコンサートのステージ、選ばれた23人、堂々としていました。
と、ここまで3曲がSKE48の時間でした。
なのですが、AKB48各チーム、ユニットが曲を披露していく中で、いきなり聞き覚えのあるイントロ。「天使のしっぽ」に続いたのは、SKE48から「ウィンブルドンへ連れて行って」。オリジナルの通りのメンバー3人が、オリジナルのままの衣装で披露。明日は香港に行っちゃう3人だし、セットリストどうなるんだろう、なんていうことをを気にするのは二の次で、選曲の驚きの中で楽しませてもらいました。


あとは後半戦(という括り方が正しいのかわかりませんが)のAKB48シングルコレクション。珠理奈さんは「スカート、ひらり」に登場。ちょうど昨年のJCBホールでのコンサートのような感じにはなりますが、だからこそ、それから今までの珠理奈さんの進化を実感することができます。うまく言葉にはできませんが、JCBホールとは違った珠理奈さんを見ることができたと思います。
次に珠理奈さんを見つけたのは、「Baby!Baby!Baby!」の終盤。見つけたと思ったら、あっと言う間にメンバーの間を縫うように、ステージの一番前、中央に躍り出て、曲のラストを決める。そして「大声ダイヤモンド」「10年桜」「誰かのために」の3曲を披露。とにかく、かっこよかった。AKBメンバーと一緒のステージを生で見るのはほとんど初めてでしたが、鳥瞰図的に見渡してみてもまったく遜色ない、いや他のメンバーを超えた迫力を感じさせてくれました。もちろんAKBメンバーとは歌う曲数も違うし、一概には言えないとは思うし、僕自身の主観も入ってしまうと思いますが、やっぱり珠理奈さんすごいなって、心から思いました。「誰かのために」は、周りは歓声が上がる中で僕は初めて聞く曲だったのですが、前の2曲の楽しさ、激しさから一転、丁寧に歌い上げていました。完全に曲の世界に入り込むすごさ、それはAKB48の楽曲であっても決して変わることはなくて、ちゃんと歌詞を研究したりしてるのかなって思わされて感動しました。


アンコール1曲目「AKB参上」にSKEの登場はなくて、2曲目「ひこうき雲」、サビの部分で登場しました。AKBメンバーが今回のコンサートグッズとして発売されたチームごとのTシャツを着用しているのに対して、SKEは1st「PARTYが始まるよ」のアンコールの衣装。白いTシャツに前には「SKE48」、後ろには羽が描かれているものでした。
アンコール3曲目、これはその場でやることが決まった「会いたかった」。完全にセットリストになくて自由に動くということになって、それぞれがどんな動きをするのか楽しみでした。いろんなメンバーといろんなところで顔を合わせたり、それぞれが自分なりに楽しんでいて面白かったです。
ラストは階段上でSKEメンバー6人が手をつないで客席に頭を下げるシーン。珠理奈さんの隣の桑原さんが、勢い余って1段下に落ちちゃってるのが印象的でした。


以上、完全にSKE視点、珠理奈さん視点でレポを書かせてもらいました。
もちろん成瀬さんや大島優子さん復帰おめでとうだったり、瓜屋さんと早乙女さん卒業おめでとうだったり、他にもいろいろありすぎて全く飽きない約2時間半でした。


「神公演予定」は「神公演既定」になったと僕自身は思っています。あと2公演、どうセットリストが変わるのか、何が起こるのかわかりませんが、全力で楽しめたらいいなと思います。