2月8日SKE48 1st Stage「PARTYが始まるよ」2回目公演(最終公演)

アンコール前、「桜の花びらたち」の前のMC。桑原さんは「『PARTYが始まるよ』公演は、私たちにとってスタートライン」と言い切りました。最初に「PARTYが始まるよ」の歌詞の意味をみんなで輪になって考えて、導き出したメッセージが、「SKEがこれから変わって行くところを見て」。これからが本当のスタート。すごく印象に残っています。



さてさて、僕自身は朝から就職活動中でありまして、スーツ姿のまま名古屋に行きました。
選んだ新幹線は、ゆっくり行ける「こだま」。その車内で珠理奈さん宛てのファンレターをじっくりと、心を込めて書かせていただきました。僕自身、全然こういうことには慣れていないので、あんまり長くないのに2時間もかかりました。どうしても文章がこのブログに似てしまうのですが、仕方ないですよね。
ちなみに、終演後にタッチ会の手前にいた、ひげを生やしたスタッフの方に託しました。届いてくれたらうれしいです。
(ファンレター書いたときと最終公演後の僕の感情が大きく揺れていて、なんか見当違いなことを書いてる気がして出そうか迷ったりもしたんですけどね。)


僕が栄についたときは、まだ1回目の公演の途中でした。15:34、かかってきたのは、アンコールの「桜の花びらたち」でした。
グランドキャニオン広場の上の方から、へぇこんなことやっているんだと他人のふりをしながら見てはいたのですが、内心は泣きそうでした。この曲は、自分がAKB48で一番好きな曲なのですが、SKE48が歌うのを見るのは今日が最後になってしまうのかと思うのが辛くて。
メンバーにとってのスタートラインでも、僕にとっては「最後」というイメージがどうも先行してしまいました。


入場は10順ぐらいだったでしょうか。10列目、段差があって2列目の、カメラの下手側。ずっとスポットライトが当たっているような席で、なんとなく恥ずかしかったです。
というわけで、1月3日2回目公演以来、自身2回目の、そしてラストの「PARTYが始まるよ」公演が始まりました。


1.Overture(SKE48.version)
 珠理奈さんたちがダンスで登場してビックリしました。そうだったんですかね?まあしかし、珠理奈さんに少しだけでも早く会えることができて。嬉しかったです。

2.PARTYが始まるよ
 公演名にもなっている1曲。「夜はこれからだよ」という歌詞が、今夜のこれからの公演の盛り上がりを暗示している。ただ、その「PARTY」を文字通りにとらえるのではなく、メンバー全員が話し合った結果、1つのメッセージを伝える曲だとまとまったことを知った今では、ずいぶんこの曲に対してのとらえ方は変わったと思う。

3.Dear my teacher
 「そんな瞳で見つめないで」で始まる歌い出しが珠理奈さんのソロパートになっていて、パートの終りで僕も「じゅりなー!」とコールしたい気持ちもあるのですが、こうやって「じゅりなー!」と書くだけでもまだまだ抵抗を感じていて、やっぱり「珠理奈さん」って呼ぶのが自分の中で定着しているので、きびしいです。あと、「私 目を閉じてるから」というところ(ソロパート)。普段の大人っぽい声からは想像できない、すごくかわいくて透きとおった声。思わず聞き惚れてしまうような、そんな歌声です。

4.毒りんごを食べさせて
 1番の「ウィンク!」だったり、2番の「いるいる〜」だったり、「キッス!」だったりの、歌声じゃない部分の表現力。「キッス!」のところのはにかんだ表情がとっても素敵でした。

MC(自己紹介)
 珠理奈さん部分だけで恐縮です。メンバー内で行われているお菓子パーティーについてのお話。新海さんと山下さんと大矢さん森さんでやっているそうなのですが、最近そこに入ったらしいです。お菓子持ってきた→本番前に食べた→糖分でアタマ働く→最高の公演に!ということで、完璧ですね。

5.スカート、ひらり
 「一瞬の出来事が 未来に悔いを残すPAIN」 「大人への階段を 一気に二段飛ばしてJUMP」 このあたりが珠理奈さんのソロパートになっています。僕自身のスタンスとして、この曲からのユニット曲は、1曲1曲をかみしめながら、まったりと聞かせていただきました。

6.クラスメイト
7.あなたとクリスマスイブ
8.キスはだめよ
9.星の温度

MC(新公演への意気込みについて)
 やっぱり詳しくは語ることはできないらしいです。
 小野さん。お客さんと一緒に盛り上がれる、振りつけが面白いがあるらしい。レッスンの夜遅くにテンション高い状態でやってたら、次の日がヤバかったらしいです。楽屋が湿布臭くなるぐらい。
 平松さん。学生は学校が終わってからじゃないとレッスンにこれない。2月14日に、学生メンバーがちゃんとステージにいるかをお楽しみに、だそうです。おいおい。
 松井玲奈さん。衣装は、制服と、フリフリの衣装と、セクシーな衣装があるらしい。セクシーなの=水着っぽいという情報が入って、布を付け足すように懇願されていました。「制服」って、実は軍服かもね、ということです。
 松下さん。自分のキャッチフレーズについて。うさぎの国にしようか、普通のにしようかということで、うさぎの国のままということで落ち着いたみたいでした。
 そして、冒頭に書いた桑原さんのMC。メンバー全体からのメッセージと受け取ってもいいものでしょう。いままでに学んだことのすべてを次の公演へ。この公演はみんなで作った最高の宝物。

10.桜の花びらたち
 前のMCを受けてのイントロのチャイムは、いつもよりずっと心の奥に響いてきました。佐藤さんが自己紹介のMCのときに言っていた、「本当に桜が咲いているように見える」客席の光景も結構意識して見させていただきました。たしかに、無数の花びらが咲き、舞っていく光景は美しかったです。

11.青空のそばにいて
 一斉に客席のサイリウムが青と白に光り始めました。有志の方々によって企画されて配布されたものですが、それはキレイなものでした。その青と白の世界の中で、赤くなっていったのが、珠理奈さんの目でした。みるみる浮かび上がってくる涙に、いろんなことを考えさせられました。珠理奈さんの心の中のことを言葉に表すことなんてできませんが、僕自身もいろんな思いが頭の中を駆け巡りました。SKE48オーディションに合格して、レッスンを積んで、デビューして。でも、AKB48選抜メンバーとして選ばれて何度もSKE48公演を休演してしまって。そんな中でもメンバーみんなが愛してくれたし、ファンのみなさんも支えてきてくれたこと。僕自身も、ほんのわずかでも力になれているのかなって考えると嬉しかった。
 自己紹介のときに珠理奈さんが「よくみんなから気が強そうって言われるけど、本当はさみしがりやな小学生」と言ってる笑顔の中に隠れている感情が、ちょっとだけわかったような気がしました。
 そんなことを思っていて、ステージに目を向けるのがやっとでした。

アンコール
 全員のニックネームを呼び、それから「SKE!」「48!」「SKE!」「48!」に移る、そうそう経験できないような、すごいアンコールでした。。

12.SKE48
 アンコール前の空気とは一転した明るい空気になりました。千秋楽を迎える前に、歌詞の全てを理解できるほど栄という街を知りたいとは思っていましたが、叶いませんでしたね。

13.大声ダイヤモンドSKE48.version)
 僕が珠理奈さんと出会うきっかけを作ってくれた、大切な1曲。「僕は君に 伝えたかった」のところで全力で指をさしたり、「好き」って言葉を叫んだり、ついていける限り振り付けも頑張ったのですが、「SKE48」とこの曲が2曲続くのはキツかった。きっちりスーツ着てたら熱くて熱くて。

14.桜の花びらたち(アンコールバージョン)
 1回目公演のときの状態なら僕はおそらく涙したのでしょうが、前の2曲でそんなテンションではなくなっていたので。まだ2月の上旬なのに咲き乱れ、そして散っていく桜の花びらを全力で支えました。曲の最後の鐘の音が、ずーっと長く響いた。いつまでも響き続けていて欲しいという願いが通じるはずもなく、珠理奈さんのあいさつが始まるのですが、この鐘の響きはいつまでも僕の心と共鳴し続けていてくれると思います。

MC(珠理奈さんの終演のあいさつ)
 初めてステージに立った思い、初めて声援をもらったときの感動を忘れないようにします。そのようなことを、何度も言葉に詰まりながらお話していました。僕自身も、胸が締め付けられるような思いでした。

 ステージ上からいなくなっていくメンバーが見なくなるまで、手を振り続けて、終演となりました。



前回僕が来たときもそうだったのですが、今回もハイタッチ会でのお見送りがありました。研究生も含めて、やっぱりいろいろと名前は危うい感じなのですが、今回はゆっくりと進んで、一人ひとりじっくり目を見てタッチすることができました。そして、今回のゆっくりの流れなら珠理奈さんに伝えたいことを伝えられるんじゃないだろうか、という期待もいだきました。もちろん珠理奈さんがどこにいるかわからないし、だからと言って他のメンバーとのハイタッチの途中に前の方を確認するなんていうことも失礼だと思うので、できません。
そんなことを思っているうちに、おやおや、流れが速くなりました。
そして、珠理奈さんの番がきました。今回はちゃんと顔を見れた、ということだけでも大きな進歩なのかもしれないです。ただそれだけで、僕は特に粘ったりすることもしないで、一瞬の触れ合いを楽しんでお別れしました。珠理奈さんが一番丁寧に頭を下げて「ありがとうございました」って言ってくれたのはよく覚えています。そんな姿勢な珠理奈さんのことが大好きです。
ちょっと粘って珠理奈さんに思いを伝えることはできたと思うし、珠理奈さんはちゃんと人の話を熱心に聞いてくれる人だと確信はしていました。ただ、それは次のメンバーに対して失礼だし、印象のいいものではないのかなと思って、流れに身を任せました。
今はただ僕の書いたファンレターが珠理奈さんの手もとに届くことを祈っています。


そんなわけで、僕にとって2回目のSKE48公演、心の中がなにかで満たされたような、すごくスッキリした気分で終えることができました。セットリストこそは同じなのですが、また違ったSKE48の魅力を感じ取ることができたこと、感動の最終公演に立ち会うことができたこと、SKE48 2nd Stageへの思いを感じさせてくれたこと、2nd Stageへの僕自身の期待を大きく高まらせてくれたこと。どれをとっても、最高に楽しかった公演だと思います。

1月3日の段階では、次は就職活動が終わってから、なんてことを言っていた気もしますが、我慢できずに1か月ちょっとで来てしまいました。
SKE48」の歌詞にあるように、「一度見たらやめられない」というところでしょうか。
もちろん埼玉県民でかつ学生という制約から、見に行ける公演は絞ることになるとは思いますが、理想だけを言ってしまえば、2月14日・3月8日には駆けつけてみたいものです。

ここまでこの記事を読まれた方、僕の稚拙な文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
どうしてもブログの更新は限られてしまうと思いますが、よろしければこれからもよろしくお願いします。