6月28日SKE48 2nd Stage「手をつなぎながら」1・2回目公演

実に1か月半ぶりの「手をつなぎながら」公演のようです、それでも東京公演を1回モニターで鑑賞させてもらったり、オンデマンド配信された東京公演を何度か見せていただいたりして、不思議と久し振りという感じはしませんでした。


1回目公演は20順前後、下手の立ち5列といったところ。ステージを一目見るにも苦労するような感じになりました。
チャイムはLOVE SONG」が終わって自己紹介、というところで、おぉ?っと。「SKE48チームSです。」というMCが桑原さんに。並び順が全然違っていました。いつの間に・・・とは思いましたが、周りのざわめき方からして今日が初めてのようです。そして一気に高まる、ユニットシャッフルの機運、ですがその前に自己紹介のMC。珠理奈さんは3列目でした。そして内容が変わったのも今日からだったみたいです。
「走るの大好き!踊るの大好き!そして、みなさーん、大好き!中学生になりました、12歳の松井珠理奈です。」
と言った感じに、今までになく弾けた感じの自己紹介になっていました。まったく予期していないものだったんでビックリしました。
「昨日は夜ごはんに名古屋名物のおいしい手羽先を食べたんですよ。なので今日はSKE48の名古屋パワーをみなさんにお届けすることができたらいいなと思います。」
わざわざ「名古屋名物」って形容してくれるあたりに遠方者への優しさがあっていいなぁと感じたのと、やっぱりいくら東京に出かける機会が多くなっても名古屋のことが好きなんだなって感じさせてくれるのが嬉しかったです。
3列目ということでMCが終わってステージからはけていくのはラスト。すなわちGLORY DAYSはあり得ないということで、ユニットシャッフルは確信へ、そして核心へ。

Glory days:新海里奈矢神久美・山下もえ
この胸のバーコード中西優香平田璃香子平松可奈子
ウィンブルドンへ連れて行って高田志織松井珠理奈松下唯
雨のピアニスト:大矢真那桑原みずき出口陽
チョコの行方:小野晴香・高井つき奈・松井玲奈・森紗雪

ユニットシャッフルはこのような感じになりました。珠理奈さんは「ウィンブルドンへ連れて行って」ピンクの高井つき奈さんパート。1曲を通して開いた口がふさがらないというか、そんな驚きでした。
まず、その衣装。ここまで一直線にアイドルって感じの珠理奈さんを見たことはなかったし、ピンクっていう色もまた、そう見たことがあるものじゃなかったので、まずどんな感想よりも先立って言葉にならない驚き。そして普段の印象からの大きすぎるギャップを感じさせながらもすごく似合っていて、これまた言葉にならないかわいさへの感動。
そして歌声。どこまでも優しくてかわいい歌声。僕の初めてのSKE、1月3日に「スカート、ひらり」を耳にして、こんな歌い方ができるのかと感動した思い出は今も鮮明に覚えていて、珠理奈さんのそんなかわいい歌声も大好きなのですが、そこからずっと成長した歌声での「ウィンブルドンへ連れて行って」。心をとらえて離さない、澄み切った歌声。珠理奈さんの創り出す世界に、身を任せて引きずり込まれるよりほかありません。2番の「テレビのテニスの中継で 想像したの 未来のあなた」が一番長いソロパートだと思いますが、その歌声を聞けるということに幸せさえ感じさせてくれました。
シャッフル前のオリジナルの「ウィンブルドン〜」とは印象も違ってきて、決して甲乙をつけるようなものではありません。それぞれの持っている魅力は当然に違うものだし、そこに主観だけで順位を付けようなんてとんでもないので。たとえば高井つき奈さんの「繊細な」と僕は形容させてもらいますが、繊細な歌声。珠理奈さんの歌声とはやっぱり全然違うものであって、じゃあどっちがいいの?なんていう話にも発展しません。と、面白くない話はこれぐらいにしましょうか。
後半のMC。念願のウィンブルドン、というフリに対して「私そういうキャラじゃないですか」。かわいくしようと悩んでいる中で中西さんが「こうやってやったらいいよ」ってアドバイスしたようです。話している時の瞳の輝きといい、やっぱり中西さん大好きなんだなぁと思いながらも、午前のスペシャル公演で山下さん惚れたなんていう話もあったりと、まあよくわかりませんね。
あと、いろんなメンバーがMCで「握手会」について話をしてはいますが、「お話ができて」とか「こういうことを言われて」とか、本気で握手会が苦手な僕には頭が痛いんですけど、どうにもなりませんよね、そうですよね。




2回目公演は9順、下手の立ち最前列にて。座席も空いてはいましたが、せっかくなので全体を見渡しやすい場所で見ようと思って。
変わって2回目の自己紹介がスベっていた気がきっとしませんよ。
MCは親戚から佐藤錦さくらんぼ)をもらった話。「食べて、すごいおいしくて、うれしくて、よく見てみたら2つが1つになっているのがあって、本当にうれしくて」、と僕には何を言っているのかサッパリわからなかったのですが、、「ということで今日は全員と1つになることができたらいいなと思います。」と何やら上手いことを言っているには間違いなかったんでしょう!
後半MCは、ユニットシャッフルをして意外だったこと。まず矢神さん。「Glory days」には自分で振り付けを考えるところがあって難しくて、「涙サプライズ!」の前田さんの振りをマネて入れた、という話。矢神さんがそのパートを披露して、メンバーが「あぁ〜」となっているところで珠理奈さん、「ちょっと待って、ちょっと待って、それウチもやってたしー」と。「ちょっと待って」の心配そうな表情と、実際にそのパートの振り付けを披露してみてのちょっと誇らしげな表情だったりと、なんとも面白かったです。
珠理奈さんは、シャッフル以前のお話。「ウィンブルドン〜」の衣装がうらやましくて、許可をもらってブルーとピンクは着用していたみたいです。
「私的には違うなと思ったんですけど、周りが『意外と似合うじゃん』って言ってくれて、これくるかなって思って、ひっそり思っていました。」
元ピンクのつき奈先生に意見を求めて
つき奈「着てみたらすごく似合ってて、私よりすごく似合っていて。」
珠理奈「いや、ホンモノに失礼です」
玲奈「中学1年生と2年生の謙遜のし合い見たくない。等身大の2人でいて。」
とまあそんな感じに、やっぱりチームS公演、MCも含めて最高に楽しいです。というかメンバー同士の楽しさが伝わってくるっていうのがすごく嬉しいです。
そういえば「遠くにいても」の前のMCは、桑原さんから松井玲奈さんに変わっていたみたいです。内容は握手会のことについて、と思ったらお手紙のことについて。握手会でお手紙をもらえてうれしいということ。メンバーと「今日はたくさんお手紙をもらえた」とかお話をすること。温かい言葉がすごくうれしいということ。そして、遠方から郵送でお手紙を届けてくれる人もいて、そんな人たちや、今日ここに来てくださったみなさまに届くように最後の歌を歌わせていただきたいと思います。
そんなMCの中、握手会でお手紙を渡したことも、郵送でお手紙を送ったことも、どちらも何度もある僕は、どうにも恥ずかしいような、後ろめたいような複雑気持ちでした。
お手紙を書くのには、相当に気を遣っていて、短くても1時間ぐらいかけて吟味しているはずです。ただ、それが読むのに値する内容になっているのか、ちゃんと温かい言葉として受け取ってもらえる内容なのか、読めるようなやさしい言葉を使って書けているのか、内容として面白いのか、文字は汚くないか、なんていうことに自分では自信がなくて、実際にどう受け止められているのかを考えるのが怖かったりもします。
そんな不安を抱える中でのこのMC、僕はずっと話している松井玲奈さんだけを見ていました。珠理奈さんの目を見る覚悟ができなかったからです。もちろん僕のことを見ているなんていう保障はどこにもないのですが、それでも、なにか怖くて。
でも、不安を感じるからこそお手紙を真摯に書いていると感じてはいるわけで、そうでなくなったとき、僕としてはお手紙を送る資格は無いのかなって考えたりもしています。
と、そんな感じにいろいろと考えさせてくれながらも、公演としてはやっぱりすごく充実していて、楽しい1日でした。