SKE48「初めての課外授業」@ボトムライン



メンバー全員の手作りの看板が飾られた会場のボトムライン。まだグッズ列の整列まで時間があったので昼食に行きましたが、コンサートへの緊張で全く食べ物がのどを通らず。これが後々響いてくることになりましたが、緊張にはめっぽう弱いのでしょうがないところ。
コンサートTシャツを購入し、一度ホテルに戻って着替えてから、再び会場へ。
整理番号20番台の入場で、3列目ぐらいのセンターへ。冷静に会場全体を見渡す余裕もありませんでした。
長い長い待ち時間を経て、チャイムが鳴り、珠理奈さんの開演前アナウンス。
「1期生2期生、SKE48全員で力を合わせていきます!」

そして開演。開演時の衣装は、2ndセットリスト「僕らの風」・「マンゴー NO2」のもの。どこから曲が飛び出してくるかわからない楽しさもそうですが、何よりもステージから伝わってくるメンバー気合い。チームSが、まさに1つになった全力のステージ。今までに経験したこと、学んだことを全て発信していこうという感じの、最高のパフォーマンスがそこにありました。メンバーの誰が、というのではなく、ステージの全てに圧倒されました。
一気に4曲、休む間の一切ない中で、ステージ上のメンバーも、ステージ下も汗で大変に。
そのまま突入したMCで、チームS全員の自己紹介。MCのしゃべりかたも普段とは全然違う印象、というか今までにない全員のテンションの高さ。
珠理奈さん「今日も感謝の気持ちを込めて、歌って踊りたいと思います!よろしくお願いしまーす!」
一言一言に力がこもっていてコンサートへの想いの強さを感じさせてくれました。
MCの後は、ユニット曲の披露を、1stセットリスト、2ndセットリスト両方の中からオリジナルのメンバー(たぶん)で。
「チョコの行方」の4人で、そのままMCへ。2ndの公演ならば4人のトークに発展するところですが、「ここで発表があります」。
発表の内容は、ユニットシャッフルの実施について。今のままのユニットでも全然楽しいのですが、またSKE48の別の表情が見れるということでとても気になります。僕自身、そろそろ名古屋に足を運ぶ回数を減らさないと・・・と思ってはいるのですが、どうにも目を離せなそうです。
そして2期生の登場。チームK2メンバーが明日(5月25日)に明らかになるという発表と、2期生一人ひとりの自己紹介。先日のNHKホールでは紹介されただけだったので、自己紹介という形では初めてのステージ。自分の個性を活かした自己紹介というかキャッチフレーズ的なものが完成されていて、今後どう輝かせていくのか、とても楽しみに思いました。
2期生の自己紹介を終えた後も、まだまだユニット曲。「スカート、ひらり」はSKEの公演だけじゃなくてAKBのコンサートにAKBINGO!でも、いろんな場面で珠理奈さんは披露してきましたが、やっぱりこうやってSKEのステージが一番しっくりくるなって感じました。
「雨のピアニスト」間奏のエアピアノパートでは、体の動きで舞い起こった風が、自分のところまで感じられるほどの迫力でした。激しい動きの直後でもきれいに歌い上げるあたり、やっぱりすごいなって感じます。
「Glory days」で再び珠理奈さん。何気に中1曲、忙しかった部分でしょうか。この3人でのこの曲もひょっとしたら見れなくなるって考えると、ちょっと名残惜しいような気分にもなりました。
そして2期生が登場して2期生単独で「会いたかった」・「桜の花びらたち」を披露。
珠理奈さん「2期生みんな若いですね!」
はい。ということで再びチームSの登場。
ロープの友情」と「Innocence」が続けて披露されるっていうすごいセットリスト。「ロープの友情」で乱れた髪、滴る汗のままの「Innocence」の迫力、色っぽさ、艶やかさは、普段のSKE公演とは一味も二味も違いました。
そこから「恋の傾向と対策」へ。「Innocence」からの変化、それは普段「ロマンスロケット」に続くのとは違っていて、これまた絶妙な表情の変化に感動します。
2期生の「SKE48」を挟んで、いよいよ終盤戦へ。ラストの曲に「手をつなぎながら」を持ってきたセットリストの素晴らしさ。決しておしまいじゃない、むしろこれからが「はじまり」、そう感じさせてくれる爽快さ。手をつなぎながら、SKE48みんなが一緒になって次の目標、ステージへ向かっていく決意。そしてその中でも忘れない初心。そのすべてを心から、魂から歌った、そんな1曲でした。
アンコール。
「アンコール!アンコール!」の波は、自然と「SKE!48!」に変化。
アンコール明けのメンバーは、コンサートグッズとして発売されたTシャツを身につけての登場。どこまでも明るく、そして楽しく、「僕らの風」・「大声ダイヤモンド」の2曲を披露。
MCでは重大発表が。
今日の初の単独コンサートに引き続いて、第2回の単独コンサートの開催が決定。7月30日、名古屋ダイヤモンドホール。2008年7月30日に名古屋ダイヤモンドホールSKE48の1期生の発表がされたということで、まさにSKE48が生まれた場所、生まれた日のコンサート。わずか1年足らずの間、そのうちで僕が知っているのは半分ぐらいなのですが、短い時間でこんなに大きくなったんだなって感じます。
今日のコンサート終了後にハイタッチ会の開催も発表。
最後の1曲は、チームS全員でなく、研究生もまじえた「1期生」全員での「遠くにいても」。メンバーの目にも光るものがあって、声もちょっと揺れるところがあって、ホントに終わりなんだなって実感。
本当にあっという間の2時間だったけれど、本気で充実したコンサートでした。そして1期生にも2期生にも、これからの無限の可能性を感じさせてくれました。
メンバー全員にとっても決して忘れられない1日になったと思うし、僕自身も今日の思い出はいつまでも心に刻んでいたいなと思います。